今回は「真似ぶの先」です。
前回の投稿からの流れになります。
「真似ぶ」と文字化すると学問的な感じがしますが、要はマネる事です。
前回の投稿を見て「アーティストが人のモノマネになってはイケナイのでは?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
確かに!
その通りです!
誰かのモノマネになってしまうと、そのアーティストの価値は下がります。
あくまで、ここでの「真似ぶ」は、ボーカルを始めたばかりの方が短時間で上手くなる方法です。
自分の歌に行き詰まった方にも効果的です。
上手い人の歌声を真似てみる事で見えてくる事があります。
なので、初期の方と行き詰まった方にはオススメなんです。
もちろん、誰かのモノマネを極めなさいと言う訳ではありません(ここ重要!)。
オリジナリティが高いにこした事がありません。
プロの世界ではオリジナリティ勝負です。
〇〇っぽいと言われたところで価値は無くなってしまいます。
では、真似んで上手くなったらどうするか?
引き算する?
いえいえ。
「足し算する」です!
イロイロな上手いシンガーの良いところを取り入れて、オリジナルの味に仕上げていくんです。
日々試行錯誤を繰り返しながら、好みの歌声に変化させていくのです。
体調や心の状態によって、音の感じ方が変わります。
なので、日々の微調整が求められるんですね。
元来、人は学んだ(真似んだ)事しかアウトプット出来ないんだそうです。
ならば、先ずは徹底的に「真似ぶ」。
そして、次は誰からも「〇〇っぽい」と言われない位、イロイロな味を加えていくのです。
そうする事で、唯一無二の価値が高い歌声が出来ます。
どこかで覚えていていただけると嬉しいです🎤