今回のテーマは「低音域は硬く真下へ」です。
前回の投稿でも取り上げました通り、歌の中の6〜7割が中音域です。
更に今の傾向として高音域が主流なので、低音域が出てくる割合が少ないのは確かです。
しかし、わずかにしか出ない低音域を曖昧に出すか、しっかりまとめていくかで印象は変わります。
なので、上手いシンガーになる為には、ひとつひとつを大切にしていきましょう。
低音域は「硬く真下へ」です。
中音域から中音域の発声のまま低音に移行すると、息っぽくなり音がこもります。
なので、軽く遠くへ投げる中音域から低音域に移行する場合は、近く下に発声を向けていくとまとまりやすくなります。
鎖骨と鎖骨の間のポコッと凹んだところから音を出す感じです。
中音域が「お」で発声したのに対して、低音域は「あ」の音で口を開くと響きやすいです。
「あ」で響きを捉えた後に、他の母音に移行する様に心掛けていただくと、スムーズに移行出来ます。
使用頻度は高くないですが、またに出てくる低音域をまとめていく様に心掛けましょう🎤😊