何事においても、精度が高いモノは雑味が少ないですよね。
一流のボクサーのシャドーボクシングから、一流のバッターのスイング、一流のダンサーの動き、一流の料亭のお吸い物まで、全てに当てはまります。
歌ももちろん同様です。
レベルが高い歌程、雑味が少ない。
息の流れをベースにして、音程、リズム、表現に至るまで余分なモノが含まれていないバランスが理想です。
ビギナーのソレ程、余分なモノが沢山含まれます。
これは何の分野でも一緒です。
それを、地味で、つまらなく、しんどい基礎的な練習を繰り返し繰り返し行う事で、削ぎ落として行く。
あっという間に「飽き」に襲われながら。
自分の弱さから来る囁きに惑わされながら。
1日に削ぎ落とせる事の少なさに翻弄されながら。
それでも、出来ない事は何度も何度もしつこく反復するしかありません。
歌ならば、毎回どのメニューも練習する時は録音しながら。
自らの非力さに挫けそうになりながら。
どれだけお金持ちの成功者でも、たるんだお腹を明日マッチョにする事は出来ないところが、人間の奥深いところ。
どれだけ高い集中力を保ちながら、自分の弱さに向き合えるかがどの分野でもポイントになります。
「我も人なり、彼も人なり」と考えると気持ちが楽になりますよね。
毎日少しずつ絞っていきましょう🎤😊