今回の投稿は「表現は顔でする」です。
基礎力が身に付き、発声が自在になった先にあるのが表現です。
発声が良くなると、理想的な響きを追求するあまり、表現がのっぺりになる時期が来ます。
発声が良くなり、自分の表現の乏しさに気付く事もあります。
芸事の中心は表現にあります。
のっぺりにメリハリをつけようとすると、人は暗中模索します。
音の強弱をつけ。
音の強弱では足りず、悲しさを表現し。
悲しさだけでは胸やけするので、明るさを表現し。
音の強弱明暗だけでは何か足りない事に気付き、ニュートラルの表現を入れ。
まさしく暗中模索ですよね。
僕はフィーリングだけは良いと言われていたのですが、自分も全然出来ていない事に気付いたのは、だい〜〜ぶ後です( ̄ー ̄)
暗中模索する時は、強弱、明暗も少し大味でトライするのをお勧めします。
極端な強弱、極端な明暗を繰り返し、振り子はちょうど良い振り幅になります。
ちょうど良い振り幅は「顔」でつける。
いや、結果「顔」でつける事になります。
技術論的表現には違和感を伴います。
歌詞の内容を十分にイメージし、その世界を顔で表現する事で正しい音になります。
一定のクオリティに達した後の表現は、各々の好みになりますが、そこまでは七転八倒しましょう。
表現は核の近くまでは行けども、極まらないモノなのかも知れませんね〜〜🎤😊