アイドル的ルックス

まだまだ鎌倉殿のお話でございます😎

今回は、アイドル的ルックスは足かせになる時があるね!という件について。

予測不能の場面展開がメインで取り上げられがちでありますが。

やはり小栗旬という俳優さんの底力を感じずにはいられません。


義時は最初は米勘定が好きな青年でした。

争いを嫌い中間管理職的立ち位置で場を収める様が描かれていました。

最初に討ち入りに入った時は、震えて敵を切れませんでした。

汗だくで息が上がっておりました。

それが上総介粛清辺りから腹を括り。

悲しみや無念の涙を流す事が極端に減りました。

今、義時は鎌倉幕府直前にどんどん非情にどんどん割り切る男になってきております。


小栗旬さんはこの微妙な心の機微を見事に演じきっております。


小栗さんはデビュー当時アイドルアクターでした。


アイドル的要素が強いが為に、真の実力が分かりにくいという側面があります。

実は本格派の俳優さんだったのに、更に経験を積んで本物の実力派になったのかも知れません。

ルックスが良くてメインで扱われると、デビューと同時にブレイクし、しばらく飛距離も伸びます。


しかし、そこから一皮剥けるのには苦労するのかも知れません。


これは今回、ガッキーや菅田君も抱えている部分なのかも知れません。

本業の方々は認めてくれますが、彼等の作品を見ていない人程、正当な評価をしないんだと思います。


恵まれたルックスの方は恵まれたルックスの方で抱える悩みがあるんですね。


物語の核心は頼朝死後だと言われております。

小栗義時がどこまで行くのかが楽しみです😊