衝撃のラストシーン

さて18日を振り返る、シリーズ第2弾は鎌倉殿の最終回です。

以前鎌倉殿のラストに向けてトーク特番を放映した事がありました。

そこで主演の小栗旬さん、準主役の小池栄子さんが口を揃えて「今までに見た事がない、とんでもないラストシーン」とおっしゃっていた最終回ラストシーン。

通常のドラマが11話構成。

その中でとりわけ異彩を放つ大河ドラマは48話構成。

本作は最終回が15分延長スペシャル。

脚本家も役者さんもとんでもないパワーが必要になるんだと思います。

撮影期間は1年半にもなるといいます。

そのラストを〆るのは北条義時の亡くなるシーン。

義時は史実には「急死した」としか記されておらず、天才三谷幸喜がどんな場面を描くのか注目されていました。

3番目の嫁「のえ」による暗殺。

三浦義村の裏切り。

義時お抱えの仕事人「トウ」による暗殺。

北条政子による暗殺。

自殺。


色んな考察が話題になりましたが、1番近かったのが北条政子による〜でした。

でもそれも少し違うなと感じました。

病におかされながらも、孤独に苦しむ弟を解放する為の「愛」からの行動だった様な気がしました。

息も絶え絶えの中喋る言葉には苦しみに満ち溢れていましたが。

息をひきとる瞬間の「姉上」という声には安堵と解放が含まれておりました。

そのまま政子の泣き声残る中、フェイドブラックし、そのまま「完」でした。

 
えーーー!!!

義時亡き後、鎌倉を取り仕切る泰時を描かないの?

御成敗式目が施行された後の板東の様子は描かれないの?


大河ドラマは歴史の偉人を描く為に最終話は主人公の死が描かれるのですが。

三谷幸喜の最高傑作と言われる本作はラストシーンまで衝撃でした。


いや〜さすが鎌倉殿。

素晴らしい作品でした!😊!